Yahooファイナンス掲示板は株式相場の心理状態を調べる最高の投資ツール

以前、Yahoo掲示板を銘柄探しに活用しているという記事を書きましたが、Yahooファイナンス掲示板の他の有効な活用方法を紹介したいと思います。

Yahooファイナンス掲示板は株式相場における投資家の心理が凝縮されており、特定の銘柄に関する投資家の心理状態を知るには最高のツールとして活用できます。

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Yahooファイナンス掲示板は株式相場の心理状態を調べる最高の投資ツール

まずはYahooファイナンス掲示板について、簡単におさらいしておきます。

Yahooファイナンス掲示板(株式掲示板-textream)とは

Yahooファイナンスはヤフー株式会社が投資に関する様々な情報を無料で提供してくれている便利なサイトです。

その中の一つのコンテンツとして株式掲示板(textream)を利用することができます。

Yahooファイナンス掲示板の表示方法は説明不要だと思いますが、念のため説明しておくと以下の手順の通りです。

1. Yahooの株式ファイナンスのURL(https://stocks.finance.yahoo.co.jp/)へアクセス

2. [掲示板]メニューをクリック

また、Yahooファイナンスはスマホアプリ(Android、iOS)としても用意されています。

私もスマホアプリを利用しており、手軽に掲示板の内容をチェックするのに便利です。

Yahooファイナンス掲示板の投稿から読み解く個人投資家の心理

まず、この手の実名を公開しない掲示板の投稿はポジショントークだと思った方がいいです。

ポジショントークとは自分のポジションに有利な情報や見通しを発言することです。

つまり、以下の記事でも解説していますが、掲示板は自分が有利で得するような情報が書き込まれることが多いため、そのまま真に受けて投資すべきではありません。

私は投資する銘柄を探す方法として、YAHOO掲示板を活用することがあります。 今日はYAHOO掲示板の活用方法を紹介したいと思...

買い煽り投稿

まずは買い煽りの投稿を書く人がどういう人であるかを考えてみましょう。

買い煽るのは既にその銘柄を保有しており株価が上がってほしい人です。

そして、大きく分けて以下の2パターンに分かれると思います。

 ・既に利益が出ていて高値で売りたい人

 ・含み損を抱えている人

そして、この買い煽り投稿をどのように受けて止めるべきかというと、それは売り圧力だと思った方がいいです。

その理由を説明します。

買い煽り投稿は、ほぼ100%ホルダーということになるため、長期保有の方も居るとは思いますが、基本的には近い将来の売り圧力です。

つまり、買い煽り投稿が多いということは、イナゴ投資家を集めて、売りたい人が多いということです。

参考までに分かりやすい買い煽りワードを紹介したいと思います。

【銘柄が上昇中によくある買い煽りワードと心理】

  • ~のため、最低でも~円まで上昇 (高い株価を指定)
  • ~のため、来年(年末まで)には~円 (高い株価を指定)
  • これは初動
  • まだまだ割安
  • ~円を超えたら青天井

上記のキーワードはすべて要注意で、真に受けてはいけません。

その理由は非常に簡単です。

本気で~円まで上がるや、割安などと思うなら、わざわざ不特定多数の人に教えず自分で買えばいいのです。

~円までは株価が上がると、具体的な金額を書いている人の目標金額は、その金額の下でしょうね(笑)

このような投稿をする心理は、人に買わせて、株価が上昇したところで売り抜けたいというのが本心です。

つまり、上記のような買い煽りワードだらけの場合は急落する可能性も考慮に入れた方が無難です。

【銘柄が下落中によくあるワードと心理】

  • 大口または機関が集めている
  • 素人が大口または機関に売らされている
  • 明日、全力買いします
  • 買い増しします
  • 絶好の買い場
  • みんなでガチホしましょう!
  • 売らなければ下がりません!

上記のワードは損を抱えていたり、利益が減っていき、これ以上下がってほしくないという不安の表れです。

更に下落が進むと、一気に投げ売りされる可能性があります。

大口や機関が集めているとか、売らされているというワードをよく見ますが、ほとんどの場合が憶測(希望?)のみで全く根拠がありません(笑)

また、全力買いします宣言や、買い場が到来などもほんとうにそう思うなら、不特定多数に教える必要もなく、黙って買ったほうが得をするはずです。

「みんなでガチホしましょう!」とか「売らなければ下がりません!」のワードは、もはや意味不明で、少しでも株価を戻したら、まっさきに売りそうな気さえします(笑)

【決算や増資などで悪材料が出たときの買い煽りワード】

  • 悪材料出尽くし
  • 長期的にはホールドで問題なし
  • 下がったら買い増しでOK
  • 思ったより悪くない
  • この材料で売るのは素人

上記のワードは一刻も早く売り抜けたいという心理や、下がってほしくないという不安の表れです。

相場の状況を見て、下がるようであれば一気に売ってくる可能性があります。

当たり前ですが、売る必要が無く将来上がると思っていれば、黙って買った方が得です。

買い増する場合は、むしろ株価が下がってほしいはずです。

本当に悪材料かどうかは、掲示板を参考にせず自分で考えるようにしましょう。

そして、損切ラインに達したら速やかに損切りが正しいです。

【その他の買い煽りワード】

その銘柄の具体的な見通しや個人的な見解、実際に発表された記事やニュースなどで買い煽っている投稿があります。

このような投稿の裏には、みんな良い材料に気付いて株価が上がってほしい(そして売却したい)という心理が隠れています。

ただ、こういった投稿に関しては、たまに非常に参考になる情報があります。

投稿の内容の裏をとったり、自分でもちゃんと考えてみることが重要です。

売り煽り投稿

売り煽り投稿を書く人の心理ですが、その銘柄が賃借銘柄(空売り可能)かそうでないかによって異なります。

賃借銘柄の場合は、買い煽り投稿の逆の心理がプラスされると思ってください。

例えば、「明日全力で売ります!」という投稿は、踏み上げを食らって不安になっているというような感じです。

私の主戦場のIPO株や小中株は、賃借銘柄でないことが多いため、ここでは空売りできない銘柄を前提にした心理を書きたいと思います。

売り煽り投稿を書く人は以下のような人です。

 ・狙っている銘柄を少しでも安く買いたい人

 ・損切りをさせられ、腹いせに書き込む人

 ・単純に他人の不幸を嘲笑いたい人

売り煽り投稿をどのように受けて止めるべきかというと、賃借銘柄では無い場合、100%買い圧力になる訳ではありませんが、買いたい心理も含まれていると思った方がいいです。

自分に全く関係のない銘柄について時間をかけて根ほり葉ほり調べて、わざわざ意味もなく、時間を無駄にして売り煽り投稿をする人はいないでしょう。

つまり、ホルダーを不安にさせて株を売らせて、少しでも安く買いたいという心理からきています。

なお、「単純に他人の不幸を嘲笑いたい人」というのは、上場廃止や大きな悪材料が出た銘柄には一定数現れると思います。

この手の人の投稿はただ単にホルダーをバカにしたり、煽るだけなので相場の心理として参考になりませんのでスルーが賢明でしょう。

「損切りをさせられ、腹いせに書き込む人」の投稿は、自分が損切りした価格より大きく下がった場合はまた買いたいという心理があります。

【代表的な売り煽りワード】

  • ~円まで下落する
  • 大口が抜けた
  • ~円までは手出し無用

売り煽りワードはほかにも様々ありますが、上記のようなワードは全く根拠がありません。

ただ、本当に上手い人の売り煽りは、株価下落中に読むと更に不安にさせるような事を書いてきます。

売り煽り投稿に対しては、真に受けないことです。

自分が設定した損切りラインや売却判断までは我慢すべきです。

そして、下落相場で心理的に弱っている時は惑わされないように掲示板の内容を読まないのも手です。

掲示板から読み取る心理のサマリー

前章で、買い煽り投稿は売りたい心理で、売り煽り投稿はすべてではないが買いたい心理を表していると説明しました。

私は掲示板の情報の心理を読み取り、以下のように投資戦略をたてています。

  買い煽り 売り煽り 心理状態・傾向
多い 少ない 全員強気(株価急上昇)・少しでも高く売り抜けたい/急落注意
多い 多い 注目を集め(出来高急増)・上昇継続または下落継続の可能性有り
少ない 多い 全員総悲観(株価急落)・リバウンド狙いもあり
少ない 少ない 注目無し(出来高低)・レンジ相場で材料待ち

1のパターンの場合

ある種のお祭り状態で一気に盛り上がり、株価が急上昇しています。

この状態の銘柄で売り煽っても無視されますが、買い煽り投稿の内心は少しでも高く売りたいという心理の集まりです。

どちらかというと、このような銘柄はイナゴ投資家向きで、私はエントリーすることはほとんどありません。

イナゴ投資法はある意味、非常に効率的な投資だと思います。 過去にイナゴ投資法を駆使して儲けようとチャレンジしました。 その時の経験からイナゴ投資家として成功するための3つのポイントを紹介したいと思います。

イナゴ投資家は去っていくのも早いため、一気に下落する可能性があるため、取引にはスピード感が重要です。

2のパターンの場合

上昇中、下落中どちらにおいても、傾向としては株価が大きく動く可能性が高いです。

その銘柄は人気になり出来高も急増している状態のため、一方向に動き出す可能性があります。

出来高が大きくボラリティーが大きいため、エントリーのタイミングの見極めが重要です。

3のパターンの場合

急上昇から天井をつけた場合や、市場環境の悪化により想定以上の下落をした時、とてつもない悪材料が出た時など総悲観になっている状態です。

とてもつもない悪材料が出た時のエントリーは要注意ですが、市場環境の悪化や株価が調整中の場合の総悲観は買いと言われています。

ただ、落ちるナイフをつかまないように注意が必要です。

投資の格言に落ちるナイフをつかむなというありがたい教えを先人達が残してくれています。 私は休むも相場と合わせて、この格言を大切にし...

4のパターン

注目を集めていない銘柄である可能性が高いです。

株価が動くためには何らかのきっかけが必要です。

ちなみに私はIPOのセカンダリーの場合はこのパターンでもエントリーします。

なぜなら、IPO銘柄はしばらくすると一巡されて、勝手に再注目されることがよくあるためです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

基本的にYahooファイナンス掲示板に書かれているような内容をそのまま受け止めて投資するのはおすすめしません。

買い煽り投稿を見て、損切りを遅らせたりするのはナンセンスですし、売り煽り投稿にびびって売らされるのももったいないです。

特定の銘柄に関して、個人投資家が強気になっているのか、弱気になっているのかという心理状態や傾向を掴むためにはYahooファイナンスの掲示板は最高のツールです。

特に小中株は個人投資家が多いため、より心理が反映される傾向が強いように思います。

また、株価が上昇している理由や下落している理由を手っ取り早く調べるのに便利ですので是非とも活用してみてください。

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