必見!貸株サービスのメリット/デメリットと有効活用法を解説

今回は証券会社のサービスである貸株サービスを紹介したいと思います。

そして、その貸株サービスのメリットとデメリット及び有効活用方法を解説します。

特に新興市場の銘柄を長期で保有している人は必見かもしれません。

スポンサーリンク
レクタングル大

貸株サービスのメリット/デメリットと有効活用法を解説

貸株サービスのメリットとデメリットを説明する前に、貸株サービスとは何かを説明したいと思います。

貸株サービスとは?

貸株サービスとは、証券会社に保有している現物株を貸し出して貸株金利を貰うというサービスです。

よく大株主などが機関投資家に株を貸し出して金利を貰うのと同じことが個人でも可能になります。

この貸株サービスは、SBI証券をはじめ楽天証券やカブドットコム証券、GMOクリック証券、マネックス証券などで行っています。

なお、この貸株サービスは申し込みすれば無料で利用でき、銘柄によって貰える金利が異なります。

証券会社によっても金利が異なり、マネックス証券は信用取引口座を開設していると貸株サービスが利用できないなど、個別の違いがあるので注意が必要です。

SBI証券の貸株サービスを例に、その他のよくある疑問点と回答は以下の通りです。

Q. 貸株に期限はあるか?

A. 基本的には期限はありません。貸株と返却はいつでも自由に行えます。

Q. 株主優待は受けられるか?

A. 株主優待の権利日までに貸株を一時停止し返却すれば受けられます。

また、この作業を自動的に行ってくれる機能もあります。 

Q. 配当金は貰えるか?

A. 配当の権利日までに貸株を一時停止し、返却すれば貰えます。

また、仮に返却を行わずに貸株をしたままの場合でも源泉税徴収後、配当金相当額として支払われます。

ちなみに、この配当金相当額の税金区分は雑所得になります。

Q. 売りたい時にすぐ売れるか?

A. 手続きなしで、いつでもすぐに売れます。

Q. 金利はどれくらいか?

A. 銘柄によって異なりますが、最低が0.1%で10%以上のプレミアム金利がついた銘柄があります。

Q. 金利で得た利益の税金は?

A. 雑所得になります。

Q. 現物保有している銘柄の中で貸株する銘柄は選べるのか?

A. 貸株する銘柄と貸株しない銘柄を選択可能です。

それでは、この貸株サービスについて、SBI証券を例にとってメリットとデメリットを説明したいと思います。

貸株サービスのメリット

貸株サービスの主なメリットは、以下の二つです。

  • 保有している現物株を貸すだけで金利を貰える
  • 毎日金利が貰える

保有している現物株を貸すだけで金利を貰える

これが最大のメリットです。

例えば、長期投資としてある銘柄を現物で保有している場合に、その銘柄の使い道は以下の記事に書きましたが信用取引の代用有価証券として使用するぐらいしか無かったと思います。

今回は個人投資家が信用取引口座を開設すべき理由について説明したいと思います。 信用取引に対して怖いイメージを持っている方の参考になればと思います。

ただ、信用取引で信用枠いっぱいまで買う人もほとんど居ないと思いますので、実際にはすべての現物株を有効活用できていないのではないでしょうか。

しかし、貸株サービスを利用すれば、今まで眠っていた株を貸すだけでサービス利用料や手数料はかからず、金利を受け取ることができます。

0.1%の金利でも何も貰えないよりもマシで、プレミア金利がついた銘柄だと1%以上の金利がつきます。

特に新興市場の銘柄や値動きの激しい銘柄は、プレミアム金利が付いているケースが多いように思います。

一度、自分の長期保有銘柄の金利を調べてみる事をオススメします。

SBI証券で2018年8月24日現在での金利TOP5は以下の通りです。

証券コード 銘柄名 金利
3689 M-イグニス 12.00%
3993 M-PKSHA 12.00%
3914 M-JIG-SAW 10.00%
2351 M-ASJ 8.00%
2438 M-アスカネット 8.00%

そして、貰える貸付金利の計算式は以下のようになります。

貸株数量×当該銘柄の時価(※1)×貸株料率÷365(100分の1円未満切捨て)

※1 金利計算実行日の終値または最終気配値段

上記の例で、仮にイグニスの株を1000株持っていた場合

1000×1,603×0.12÷365 = 527

つまり、イグニスの株価の変動にもよりますが、金利が12%の間は毎日527円(税引き前)
貰えることになります。

仮にイグニスの金利と株価が変動しなかった場合は、1年間で192,355円の金利を受け取れます!

これはかなりのメリットだと思います。

毎日金利が貰える

上記でも説明しましたが、金利は毎日計算されて貰えます。(振り込まれるのは月に1回です。)

配当金と違う点として、配当金の支払いは権利確定日に株を保有しているかどうかのみで決まり、結局は権利確定日に保有していなければ、途中でどれだけ長く保有していても意味がありません。

しかし、貸株サービスは貸せば貸した期間だけ金利が貰えるため、途中で売却しても保有期間が無駄になりません。

貸株サービスのデメリット

貸株サービスのデメリットですが、はっきり言ってそれほど大きなデメリットは見つかりません。

あえて上げるとすれば、以下の2つぐらいです。

  • 証券会社が破綻した場合に貸した株が戻ってこない可能性がある
  • 株主優待で長期保有による優遇措置は受けられない

証券会社が破綻した場合に貸した株が戻ってこない可能性がある

これは、もう起こった時はどうしようもありませんが、SBI証券レベルの大きな証券会社が簡単に破綻するとは思えません。

はっきり言って、メガバンクが破綻して預金がペイオフの金額までしか保証されないことを心配するレベルです。

株主優待で長期保有による優遇措置は受けられない

長期保有で株主優待の条件が変わる銘柄については、貸株サービスで株を貸すと名義が変わるため長期保有していることにならず優遇処置を受けられません。

どうしても優遇処置を受けたければ、その銘柄だけを貸株しないという選択肢しかありません。

なお、巷では以下を貸株サービスのデメリットに上げる人も居ますが、回避策があるため
私はデメリットとは思わないです。

・配当金相当額を受け取った場合に二重に課税される可能性がある

配当金の権利日に貸株を返してもらえば、配当金として貰えますので二重に課税されることはありません。

自分の保有している銘柄の権利確定日を理解し、WEB上でちょっと設定変更するぐらいの事を面倒だと言っている人は株式投資に向いていないと思います。

株式投資は銘柄の決算発表日の把握したり、IRをチェックしたり、企業の分析を行うなど、もっと大変なことがたくさんあり、お金を儲けることは簡単ではありません。

・株主総会で議決権を行使できない

個人投資家で議決権を行使したい人はほとんど居ないと思いますが、これも権利確定日に貸株を返してもらえば問題なく権利を得ることができます。

貸株サービスの有効活用法

まず、貸株サービスを利用する大前提として、特定の銘柄の成長性を信じていたり、高配当を受け取るために株を長期保有している場合です。

そのため、プレミアム金利を受け取ることを理由に、金利の高い銘柄に投資すべきではないと思います。

なぜなら、金利の高い銘柄は値動きが激しく、空売り需要の高い銘柄であるためです。

それでは、私が考える貸株サービスの有効活用方法を以下の場合分けをして説明したいと思います。

現物取引しか行わない場合

基本的にすべて貸株でOKだと思います。

ただ眠らせているだけの株から金利が貰えるだけでラッキーです。

配当や株主優待の処理は銘柄に応じて、実施すれば良いと思います。

信用取引を行っている場合

金利が0.1%の銘柄は貸株を行わず代用有価証券として使用する。

金利が1%以上の銘柄は貸株サービスで貸して金利を受け取る。

上記の理由としては、0.1%の金利の場合は受け取れる額が小さいため、代用有価証券として信用取引の買い付け余力に回した方がメリットが大きいと思います。

そして、1%を超える金利を受け取れる銘柄の場合は金利を受け取った方が絶対にお得です。

新興市場株を中心に保有していると、1%を超える金利の銘柄が結構ありますので要チェックです。

貰える金利で貸株するかどうかを分けることで信用取引のメリットと金利サービスのメリットの両方いい所を享受することができます。

貸株サービス自体は無料なので申し込まない手はありません。

まとめ

いかがだったでしょうか?

私は実際に貸株サービスに申し込みをして株を貸しています。

具体的にはSKIYAKIは金利が2%なので貸株し、ファイバーゲートは0.1%なので、代用有価証券として使用しています。

毎日、金利が入ってくるので長期保有が苦になりません。

現物株を有効活用する方法として信用取引を推奨していましたが、貸株サービスと使い分けることでより、現物株をより有効活用できると思いますので、興味のある方はぜひお使いの証券会社のサービスを調べてみてください。

このブログは投資家ランキングに参加しています!
このサイトはサラリーマン投資家ランキングに参加しています!
ランキングが上がるとブログを続ける励みなりますので、記事が少しは面白いと思ってくれた方は応援して頂けると嬉しいです!
今日のサラリーマン投資家ランキングを確認する

人気投資家のブログランキングへ


スポンサーリンク
スポンサーリンク
レクタングル大
レクタングル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加