機関の空売りが多いバンクオブイノベーションの分析と投資する理由

久しぶりに、現在の保有銘柄について報告しておきたいと思います。

また、その保有銘柄に対する機関の空売りについても分析しています。

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機関の空売りが多いバンクオブイノベーションの分析と投資する理由

現在私が保有している銘柄はバンクオブイノベーション(4393)です。

バンクオブイノベーション(BOI)について

バンクオブイノベーションの基本的な情報は以下の記事にまとめています。

投資記録-バンク・オブ・イノベーション (4393)に新規投資
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上場したのが2018年7月26日ですので、もうすぐ上場1周年です。

その間の株価はどうだったかというと、初値は2,000円で中国への展開が発表された2018年11月に3,110円という上場来高値をつけました。

しかし、BOIの主要株主であるサイバーエージェントがこの時の高値付近で売り抜けたことと、信用規制が入ったこと、更には空売り機関からの大量の空売りにより、現在の株価は1,400円台に低迷しています。

株価下落の要因は、中国展開がまだ行われていないことや、新作や新規事業の発表がないというこの会社のIR対応にも原因はあると思います。

この記事を書いた時点(2019/5/27)で、主に4社の機関から継続的に空売りされており、空売り残高の合計は約23万株です。

この機関からの空売りに関しては、後の章で分析したいと思います。

BOIへの投資理由

現在の私の投資スタンスとしては、不景気が来るのを警戒しています。

そのため、将来性があるという理由だけでの長期投資を行うつもりはありません。

また、下値余地の大きい割高(高PER)の銘柄についても投資を控えています。

そんな中でバンクオブイノベーションに投資している理由は以下の通りです。

  • 材料が控えていて一発の可能性がある
  • 下値余地が小さい
  • 機関の空売りがプラスに働く可能性がある

材料が控えていて一発の可能性がある

私が一番期待している材料はクリプトラクトとミトラスフィアの中国本土への配信です。

中国配信に期待し、バンク・オブ・イノベーション (4393)へ再投資
本日、1/7にバンクオブイノベーション(4393)に再投資しましたので、記録に残したいと思います。 中国配信に期待し、バンク・オブ・イノベーション (4393)へ再投資 バンクオブイノベーションの基本的な情報については以下をご覧...

上記の記事にも書いていますが、中国本土への展開時のパブリッシャーはNetease(ネットイース)です。

ゲームがヒットする要素として、ゲーム自体が面白いのは当然ですが、宣伝力も重要だと思っています。

バンクオブイノベーションはまだまだベンチャーで資金力が豊富ではないため、正直な話、日本での広告宣伝にはそれ程費用をかけられていません。

しかし、パブリッシャーのNeteaseは中国で第2位のゲーム会社であり、資金力は豊富です。

現時点でNeteaseがどれだけクリプトラクトとミトラスフィアの宣伝に力を入れるかは分かりませんが、中国人はRPGが好きというデータもありますし、もしもNeteaseが宣伝に力を入れればヒットする可能性もあります。

中国でヒットした場合、BOIへ入る料率がどれくらいかは非公開のため分かりませんが、ラングリッサーとは違いクリプトラクトとミトラスフィアを開発したのはBOIですし、そこそこの料率では無いかと期待しています。

第2四半期決算の資料に中国本土展開にかかるミニマムギャランティの一部が入金されたと書かれているので中国本土展開はほぼ間違いないと思います。

そのため、私の中ではこの材料に関しては、本当にリリースされるのかではなく、中国でヒットするかどうかだけの問題です。

ちなみに、私は新作よりもこの中国展開に期待しています。

下値余地が小さい

BOIは新作を出さないことに嫌気がさされて株価は下がっていますが、利益はしっかり出しており、ここからの下値はそれほど大きくないと思っています。(次の機関の空売りの分析にも関連します。)

また、それほど大きな金額ではありませんが、1,700円台で自社株買いしたことも評価しています。

BOIとしては、中長期的に見て自社株買いを行った1,700円台でも割安だと判断しているということになります。

現在の株価を会社が適正だと思っているとちょっと悲しいので、その点は良かったです。

機関の空売りがプラスに働く可能性がある

機関の空売りについては、次の章で分析しますがプラスに働く可能性があると思っています。

 

上記の理由から、私はBOIの株を現物でそれなりの枚数を保有しています。

万が一、中国本土配信前に大きく下がることがあれば、追加することも考えているため余裕を持った現金比率にしています。

BOIへの機関投資家からの空売り分析

5/27時点の情報を基に、BOIへ空売りしている投資会社(空売り機関)の状況を推測しました。

会社名空売り総数予想平均単価含み益(5/27時点)備考
モルガンスタンレーMUFG100,7001,797円29,875,900円買い戻し傾向
Deutsche Bank London76,6001,635円15,583,500円
Citigroup Global Markets ltd28,5001,800円10,489,700円
Credit Suisse Securities26,1001,592円4,176,000円買い戻し傾向

※上記の平均予想単価については、各会社が空売りを行った日とその日の空売り枚数と株価の始値と高値の中間の値から算出した独自の予想単価です。(ずれたとしても、プラスマイナス50円ぐらいだと考えていますが、あくまでも予想です。)

上記の通り、各社ともに十分に含み益が出ている状態です。

そして、モルガン・スタンレーMUFGとCredit Suisse Securitiesは1,390円をつけた5/14に買い戻ししており、上場来安値の1,362円のブレイクを積極的に狙いにいこうとはしていないように見受けられます。

そのため、現在一番空売り総数が多いモルガン・スタンレーMUFGは1400円台の前半では買戻しする方向で動いていると予想します。

また、BOIは発行枚数が少なく売り物がそれほど豊富にある訳ではありませんので、買い戻すのはそれなりに苦労するはずです。

7月に入るとBOIの4Qに突入しますので、いつ中国展開が発表されてもおかしくはなく、ここからは空売り機関同士のチキンレースになる可能性もあるかなと思っています。

一番儲かっていると思われるモルガン・スタンレーMUFGの売り建て平均でも1797円と予想していますので、大きな材料が出たり、どこかの機関が一気に買い戻してSTOP高にでもなれば、含み益が無くなる可能性があります。

売り物が少なくなってきていますし、そういう意味では各社ともに利益が出ている内に下値を拾っていく可能性が高く、そろそろ買い戻しが始まるのではないかと思っていますので、BOIの多い空売り残高に関しては、この水準ではプラスに働くと予想しています。

今後もBOIの空売りの推移については注視していきたいと思います。

大きな動きがあれば、情報を追記していきます。

(2019年6月7日追記)

6/3にそれまでの年初来安値と上場来安値を更新してしまったので、情報を追記しておきます。

ただ、空売りの状況を分析すると6/3に機関投資家からの追加の空売り(むしろ、Credit Suisse Securitiesは買い戻しています)はないため、機関の売り仕掛けというより、地合いの悪化による個人の投げが原因だと思います。

その後の空売り状況見ても、モルガン・スタンレーMUFGとCredit Suisse Securitiesは買戻ししているため、5/27に書いたこの2社が買戻し傾向であるというのは間違いではなかったと思います。

(2019年7月1日追記)

7/1時点での空売り状況を確認すると、全体的に買戻しが進み、株価も上昇してきました。

想定通りモルガン・スタンレーMUFGはかなり買戻しが進み、ついにDeutsche Bank Londonも買戻しを始めたように見えます。

株価が上がって終値ベースで1600円台に回復しましたので、機関は再度売り増ししてくるのか、このまま買戻しするのか要注目です。

いよいよBOIは4Qに入りましたので、そろそろ材料が出て、一気に上がってほしいところです。

(2019年7月24日追記)

7/4の段階でモルガン・スタンレーMUFGは空売り残高が0.5%以下になり、報告義務が無くなるまで買戻ししました。

また、Deutsche Bank Londonもかなり買戻しが進んでいます。

その結果、7/24の終値ベースで1,800円台に回復しました。

現時点での空売り残高が多い機関は5/27の表と異なり、Citigroup Global Markets ltdが一番多くなっています。

7/26に第3四半期決算の発表があり、第二四半期決算発表後のように、また機関が売り増ししてくるのか一気に株価が跳ね上がるかはIR次第です。

目先の業績よりも海外展開の進捗具合や新作発表などニュースに期待したいところです。

(2019年8月1日追記)

第3四半期決算の発表が7/26にあり、結果は大方予想通りの減収増益でした。

新作に関しては大きな情報はありませんでしたが、海外展開についてはある程度、リリースの目安が示されました。

ただ、その結果として、翌月曜日の7/29と7/30は大きく株価が下がり、一時は1,605円まで下がりました。

この2日間の下落には短期筋の投げ売りに加えて、Citigroup Global Markets ltdとCredit Suisse Securitiesの空売りの影響があったようです。

しかし、8/1は大きく買い戻され終値ベースで株価は1,817円に回復しています。

Citigroup Global Markets ltdとCredit Suisse Securitiesは7/30によりたくさん空売りしており、この日の株価は高値でも1,662円だったため、売り増し分は良くても1,700円前後の平均単価ではないでしょうか。

8/1の上昇にこの2社の損切りに近い買戻しがあったのか、それともクリプトラクトの台湾・香港・マカオでの事前登録が順調なため、個人投資家等に大きく買われて損失を被っているのか興味があるところです。

いずれにせよ、クリプトラクトの台湾・香港・マカオでのリリース後の評判やランキングにより、今後の中国本土展開のある程度の指標にもなるため非常に楽しみです。

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