この先、収益源の幅を広げるために空売りでも利益を上げたいと考えています。
色々と検討した結果、空売りするなら日経225(日経平均株価)などの指数を売建するのが最適だという結論に至りました。
そこで、日経225の取引を行う上で、くりっく株365(CFD)と先物取引という選択肢がありますが、どちらが自分に合っているかを比較しました。
日経225(日経平均株価)の空売りに関して、くりっく株365と先物取引を比較
まずはじめに、空売りするなら日経225などの指数を売建するのが最適だと判断した理由について説明したいと思います。
(日経225の証拠金取引の場合は正確には空売りとは言いませんが、分かりやすく空売りという言葉を使っています。)
日経225を空売りする理由
最初に書いた通り、自分自身の今後の収益源の幅を広げるために空売りを取り入れたいと考えています。
その理由は単純で、この先、不景気になり株式市場全体が低迷しても投資で利益を上げられるからです。
しかしながら、個別銘柄の空売りは難しく感じています。
買いから入る場合は、基本的には利益を出して成長を見込める銘柄を探して投資すればOKですが、空売りの場合は、明らかな業績不振や将来の見通しが悪い業態でも単純に下がらない事が結構あります。
それは、以下に挙げたような業績以外に気にすべき要素があるためです。
- 逆日歩のリスク
- 踏み上げ(仕手)のリスク
- 損失無限大のリスク
以下の記事に書いた通り、独自のルールに従って空売りをしていましたが、買いから入る投資と違うポイントを気にする必要があり、買い戻せなくなったらどうしようという不安が常に頭のどこかにあるため上手くいきませんでした。

そこでたどり着いたのが、日経225の指数を売建するというトレードです。
日経225は個別の材料というより、景気や市場の動向に素直に動きます。
そして、日経225の指数に関しては、逆日歩はなく、決済したくても買い戻せないということは理論上あり得ませんし、買い占めによる仕手も不可能なため、個別銘柄で挙げた要素を気にする必要がありません。
これが空売りするのには日経225が最適な投資対象だと考えた理由です。
日経225の取引をできる投資商品として先物取引とくりっく株365(CFD)がありましたので、これらのどちらが自分に合っているかをSBI証券のサービスで比較しました。
CFD(くりっく株365)と日経225先物取引の比較
SBI証券で口座を開設することを前提にCFD(くりっく株365)の日経225証拠金取引と株価指数先物取引の日経225ミニを2019年9月18日時点の情報で以下の通り比較しました。
項目 | CFD(くりっく株365) 日経225証拠金取引 | 株価指数先物取引 日経225ミニ |
手数料 | 1枚153円 | 1枚37.8円 |
取引時間 | 8:30~翌6:00 | 8:45~15:15、16:30~5:30 |
祝日取引 | 可能 | 不可 |
配当相当額 | あり ※原資産に配当が発生する都度 | なし |
決済期限 | なし | あり |
スプレッド | あり | なし |
上記の通りざっくり比較した結果、私はくりっく株365で日経225の指数取引をする事にしました。
くりっく株365にした1番の決め手は、決済の期限がない事です。
思惑通りにポジションに利益が出ている時に期限が来て決済するのは調子が狂いそうですし、やはり決済は自分の判断で行いたいからです。
ただ、くりっく株365に関しては、先物取引と比較して以下のようなデメリットがありますので注意が必要です。
くりっく株365のデメリット
一番のデメリットはマーケットメイカーが少なく(2019年9月時点で2社)スプレッドが広いことだと思います。
2019年9月時点ではスプレッドが10円以上開いていることが当たり前になっています。
これは例えば10枚エントリーした時点でマイナス1万円以上の含み損になる事を意味しています。
また、手数料も先物取引と比較すると割高です。
そのため、くりっく株365はデイトレードやスキャルのような短期取引には向かないと思います。
どちらかといえば、中短期のトレンドを捉えたトレードをする方向きです。
まとめ
色々と検討した結果、SBI証券でCFD(くりっく株365)口座を開設する事にしました。
軍資金は100万円からスタートしたいと思います。
くりっく株365の口座では株式投資のヘッジのために、日経225の売建がメインになります。
リバモアのように、不景気になっても儲けられるように頑張りたいと思います。